通円つうえん)” の例文
通円つうえんヶ茶屋の軒には、上品な老人が茶の風呂釜をすえて、床几しょうぎへ立ち寄る旅人に、風流をひさいでいた。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)