“逆光”の読み方と例文
読み方割合
ぎゃっこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五郎が入院して一週間後、梯子を登ろうとすると、台上に二人の姿が見えた。一人は大正エビで、片手を頬に当てて泣いていた。夕方なので、逆光ぎゃっこうの中の輪郭だけが見える。二重に見える。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)