“辟易顔”の読み方と例文
読み方割合
へきえきがお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今も、彼のつかれを知らない精力に大勢が辟易顔へきえきがおして、次に名ざしを受けるのを恐れるかのようにみな隅へ寄り、古参の太田黒兵助ひょうすけがまるで子どもみたいにあしらわれているのを見ていたところだった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)