身柱大椎ちりけだいつい)” の例文
鬚髭ひげぐらい焼かれる間はまだしもだが、背中へ追いかかって来て、身柱大椎ちりけだいついへ火を吹付けるようにやられては、きゅうを据えられる訳では無いし、向直って闘うに至るのが、世間有勝ありがちの事である。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)