身内みのうち)” の例文
近づいて見れば、幾百段とも知れぬ、純白の石階は、空を圧してそばだち、見上げた丈けでも、身内みのうちがむず痒くなるばかりです。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)