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踟蹰
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ちちゆ
ふりがな文庫
“
踟蹰
(
ちちゆ
)” の例文
低徊
踟蹰
(
ちちゆ
)
の思は去りて、余は彼を抱き、彼の頭は我肩に倚りて、彼が喜びの涙ははら/\と肩の上に落ちぬ。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
外套をばこゝにて脱ぎ、
廊
(
わたどの
)
をつたひて室の前まで往きしが、余は少し
踟蹰
(
ちちゆ
)
したり。同じく大學に在りし日に、余が品行の方正なるを激賞したる相澤が、けふは
怎
(
いか
)
なる面もちして出迎ふらん。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
踟
漢検1級
部首:⾜
15画
蹰
部首:⾜
19画