“赫然堂”の読み方と例文
読み方割合
かくぜんどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薬種屋の赫然堂かくぜんどうあって、いまなおあたまの禿げた主人が、家伝の薬をねっている。餅屋の太田屋あって、むかしながらのふとった内儀かみさんがいつもたすきがけのがせいな恰好をみせている。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
薬種屋の赫然堂かくぜんどうあって、いまなお、あたまの禿げた主人が家伝の薬をねっている。餅屋の太田屋あって、むかしながらのふとった内儀かみさんが、いつもタスキがけの、がせいな恰好をみせている。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)