赤井あかい)” の例文
やはり誕生祝に呼ばれていた赤井あかいさんであった。いつの間に出て来たのか実にすばしこい人だ。
何者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「いや、そんなことはできません。赤井あかいという、年よりの小使が、ちゃんと見はり番をしていたのですからね。赤井君は、たった一つのドアの外に立っていて、一度も、動かなかったのです。」
おれは二十面相だ (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)