“贋金使”の読み方と例文
読み方割合
にせがねづか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コンミッションが貰える上に更にその代金の頭をねることもできます。このごろ贋金使にせがねづかいというのがこの牢へ入ってから、この小使のうるおいがまた大きくなりました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あの贋金使にせがねづかいが万事を取りしきって、山へ逃げさえすれば、衣裳も着物も用意がしてある、食糧も充分で、直ぐに信州路へ立退くようにしてあると言うから、それを信用していたのだ。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)