谷大膳たにだいぜん)” の例文
中村五郎忠滋ただしげは、別所家の侍だったが、寄手方の一将、谷大膳たにだいぜんとは以前から多少縁故があったので、対陣のあいだにも、時折、歌など書いて示して来た。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)