謹直家つゝましや)” の例文
私の方は千二百つて居て、外に官衙や銀行會社などの印刷物を一手に引受けてやつて居るので、少し宛積立の出來る月もあると、目の凹んだ謹直家つゝましやの事務長が話して居たが。……
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)