“諭旨”の読み方と例文
読み方割合
ゆし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笠井君は、拠ろなく或女との関係から赴任後一月半で諭旨ゆしになった顛末をユル/\話し始めた。
女婿 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
次郎は諭旨ゆし退学にきまった。そのほかには処罰者はない。次郎の諭旨退学も、形の上では保証人からの願出による退学になるわけだから、正式には処罰者は一名もないことになるのである。
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)