談天門院だってんもんいん)” の例文
お年ばえといい、おからだのたくましさといい、まさに壮者のお盛りであった。どちらかといえば、御性情も面ばせも、後宇多には似給わず、亡き母ぎみの談天門院だってんもんいんの美貌をうけていらっしゃる。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)