“誾冥”の読み方と例文
読み方割合
ぎんめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は悲しめり、然り、彼は迷想の極にのぼりて、今は自殺の外に、万事を決し疑惑を解くものあらずなりぬ。然れども伯は誾冥ぎんめいなる迷想のうちより、生活の一秘鑰ひやくを覚りはじめたり。
トルストイ伯 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)