見巧者みがうしや)” の例文
眼鏡連はいづれも見巧者みがうしやの事だから、熱心に看てゐた。わたくしはたま/\彼木場の隠居となつた四代目団十郎の勧進帳の正本しやうほんを持つてゐたので、それを持つて往つてゐた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)