“西仏”の読み方と例文
読み方割合
さいぶつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「皆も、起そう」師の眠りはさまたげたくないが、西仏さいぶつや教順には告げようと思った。すぐ人々は起きそろって来た。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ととは……ととは……」いじらしいほど、小さい瞳に真剣をもって探しまわる。そこへまた、西仏さいぶつのすがたが見えた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
供には、生信房しょうしんぼう西仏さいぶつと——また、新しく弟子となった佐々木光実こうじつ釈了智しゃくりょうちの兄弟。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)