螣蛇とうだ)” の例文
螣蛇とうだ足なくして飛ぶとは誠に飛んだはなしだが、飛ぶ蛇というにも種々ありて、バルボサ(十六世紀)の『航海記』に、マラバル辺の山に翼ある蛇、樹から樹へ飛ぶと言ったは
翼ある蛇と訛伝したのは別として螣蛇とうだ足なくして飛ぶなどいうたは、くだんの羽を被った蛇同様、ただ蛇を霊物視する余り生じた想像に過ぎじと確信しいたところ、数年前オランダ(?)の学者が