蝋色塗ろいろぬり)” の例文
蝋色塗ろいろぬりさやは、死骸の側に投り出されてありますが、脇差はなか/\の業物わざものらしく、一氣に嫁のお吉の喉笛を切つた上、疊に突つ立てた工合は、曲者の腕の力だけでは説明がつきません。