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虢
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くわく
ふりがな文庫
“
虢
(
くわく
)” の例文
いくばくもなく官を退いた後は、故山、
虢
(
くわく
)
略に歸臥し、人と交を絶つて、ひたすら詩作に耽つた。
山月記
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
彼等は未だ
虢
(
くわく
)
略にゐる。固より、己の運命に就いては知る筈がない。君が南から歸つたら、己は既に死んだと彼等に告げて貰へないだらうか。決して今日のことだけは明かさないで欲しい。
山月記
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
虢
部首:⾌
15画