虞候ぐこう)” の例文
温は綯が自己を知っていながら用いなかったのを怨んで名刺をも出さずにいるうちに、ある夜妓院ぎいんに酔って虞候ぐこうに撃たれ、おもてきずを負い前歯を折られたので、怒ってこれを訴えた。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)