蘆野原あしのはら)” の例文
主水の率いる三百余人は、倉兼川くらかねがわを越えると直ぐ、橋を焼き落して日光街道を、蘆野原あしのはらの関所を押して通り、二股山ふたまたやまやり薙刀なぎなた鉄砲を棄てて関東へ向って行ってしまった。
討たせてやらぬ敵討 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)