蕭々しようしよう)” の例文
中に、千鳥と名のあるのは、蕭々しようしようたる夜半よわの風に、野山の水に、虫の声と相触れて、チリチリ鳴りさうに思はれる……その千鳥刈萱。
玉川の草 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)