蒼生万民そうせいばんみん)” の例文
いや、これが決して私闘であってはならない、蒼生万民そうせいばんみんのために戦うことであらねばならない。その考えから、彼はいろいろ気にかかることを自分の小さな胸一つに納めて置こうとした。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)