“莪蒿”の読み方と例文
読み方割合
うはぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしむかう鹿島の崎に霞たなびき初め、若草の妻たちが、麓の野に莪蒿うはぎ摘みて煮る煙が立つ頃となった。女は弟を伴ってひそかに旅立った。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)