トップ
>
荒寥
>
こうりよう
ふりがな文庫
“
荒寥
(
こうりよう
)” の例文
荒寥
(
こうりよう
)
とした自然の中で、田舎の人生は孤立してゐる。婚姻も、出産も、葬式も、すべてが部落の壁の中で、仕切られた時空の中で行はれてゐる。
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
そして或る人は
荒寥
(
こうりよう
)
とした極光地方で、孤独のぺんぎん鳥のやうにして暮してゐるし、或る人は都会の家並の
混
(
こ
)
んでる中で、賭博場や、洗濯屋や
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
“荒寥”の意味
《名詞》
「荒涼」に同じ。
(出典:Wiktionary)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
寥
漢検1級
部首:⼧
14画
“荒寥”で始まる語句
荒寥地