“苦蓬酒”の読み方と例文
読み方割合
アブサン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官能の疲れを苦蓬酒アブサンの盃に啜り象徴のあやかしを珈琲カフイの煙に夢みる近代の騷客、ともすれば純情の心雅びかなる古巣にのがれて此の古き歌集の手觸りに廢唐のやるせなき風流を學ばんとす。
短歌 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)