若雲ケダシクモ)” の例文
若雲ケダシクモ」(巻十二・二九二九)、「若人見而ケダシヒトミテ」(巻十六・三八六八)の例がある。なお額田王の「いにしへに恋ふらむ鳥は霍公鳥ほととぎすけだしや鳴きし吾が恋ふるごと」(巻二・一一二)があること既にいった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)