船頭みよし)” の例文
と雙喜は船頭みよしに立って叫んだ。わたしはみよしの方を見ると、前はもう平橋であった。橋の根元に人が一人立っていたがそれは母親であった。
村芝居 (新字新仮名) / 魯迅(著)
わたしどもは皆船頭みよしに立って戦争を見ていたが、その荒事師は決して蜻蛉返りをしなかった。ただ腕を剥き出した男が四五人、逆蜻蛉を打つと皆引込んでしまった。
村芝居 (新字新仮名) / 魯迅(著)