常念の頂にたたずんだときの自分は実にこう思ったのである、自然というものは、自分の感じた通りに現われもし、動くものであると、自然の自由リバアチイ・オブ・ネーチュアとは、すなわち自分の感じ得る自由である
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)