腐蝕期ふしょくき)” の例文
建設を終って、腐蝕期ふしょくきに入っている平家の地盤で、不安なあくびをしているよりは、粗食と汗と土まみれな中にいようと、これからだと云い合える天地に生きたいのである。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)