脚絆草鞋きやはんわらぢ)” の例文
脚絆草鞋きやはんわらぢで寄宿舎へやつて来る父を嫌つたをり父が、オレで悪いといふのか、オレでは人様の手前が恥づかしいといふのか、われもオレの子ぢやないか、と腹を立てた時のやうに
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)