“胡角一声霜後夢”の読み方と例文
読み方割合
こかくいっせいそうごのゆめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏は「胡角一声霜後夢こかくいっせいそうごのゆめ」と王昭君おうしょうくんを歌った詩の句が口に上った。月光が明るくて、狭い家は奥の隅々すみずみまであらわに見えた。深夜の空が縁側の上にあった。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)