罷出時まかりいづるとき)” の例文
杖と草履ざうりとを、我と手に取て、縁之下屋に置申、罷出時まかりいづるとき取出し、我とはき申て出入仕候位にて、中々今日之世上不相成候。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)