緞帳臭どんちょうくさ)” の例文
生温い、だらしのない、歯切れの悪い上に、これはまた何というキザたっぷりの緞帳臭どんちょうくさい返事だ!
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
また妙な緞帳臭どんちょうくさいセリフがはじまったが、お雪ちゃんは存外それに引きずられませんでした。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)