“網嚢”の読み方と例文
読み方割合
あみぶくろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洋服出立いでたちで鉄砲をもった若い男三四人、それに兎だの鴨だの一ぱい入れた網嚢あみぶくろかついだ男が一人——此れは島の者だ——どやどや騒いで立って居る。
漁師の娘 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
折からの夕日に、林檎畑は花の樣な色彩を見せた。あまり美しいので、賣子が持て來た網嚢あみぶくろ入のを二嚢買つた。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)