経律きょうりつ)” の例文
ただ寂心の弟子の寂照が後に源信の弟子同様の態度を取って支那に渡るに及んでいるほどであるから、寂心源信の間には、日ごろ経律きょうりつの論、証解しょうげの談が互に交されていたろうことは想いやられる。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)