“細谷”の読み方と例文
読み方割合
ほそたに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カロンは窮地におちいり、尾崎の東のわずかばかりの平地に五ポンド砲を据え、細谷ほそたにごしに出丸を砲撃したが、それでもだめ。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
裾通りに狭い細谷ほそたにをへだてたむこうの松林の中にあり、橋本左京というのが出丸の大将で、千人ばかりで守り、鍋島信濃の軍勢がぐちをとっていた。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)