細目こまかめ)” の例文
はっとした忠相、眼だけ起こして見ると、中途にとまった御簾の下から白い太い羽織の紐がのぞいて……その上に細目こまかめをとおして、吉宗の笑顔がかすんでいた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)