紛々然うじやうじや)” の例文
さうして富山みたやうなあんな奴がまあ紛々然うじやうじやと居て、番狂ばんくるはせを為てあるくのですから、それですから、一日だつて世の中が無事な日と云つちや有りは致しません。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)