糾纏きうてん)” の例文
按ずるに標題の糾繩きうじようは隋書に「若不糾繩、何以粛厲」と云つてある如く、ただす義である。此を以て此書に名づけたのは不審である。わたくしは或は糾纏きうてんの誤ではなからうかと疑つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)