糺明中きゅうめいちゅう)” の例文
この倉の中に、切腹を云い渡されて、糺明中きゅうめいちゅうである七人の兵は、一時は、ちょっと彼のことばに、生死の達観を見かけたが、すぐ、悲しい顔をしてしまった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)