粟田口あはたぐち)” の例文
それから、四五日たつた日の午前、加茂川の河原に沿つて、粟田口あはたぐちへ通ふ街道を、静に馬を進めてゆく二人の男があつた。
芋粥 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)