籾蔵前もみくらまえ)” の例文
昌之助の弟銀之助はことし二十二歳で、深川籾蔵前もみくらまえの大瀬喜十郎という二百石取りの旗本屋敷へ養子に貰われている。昌之助と銀之助は兄弟仲も悪くない。
半七捕物帳:67 薄雲の碁盤 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)