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簫
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しよう
ふりがな文庫
“
簫
(
しよう
)” の例文
「笛と蚯蚓と
簫
(
しよう
)
ひちりきだよ」小娘はサチ子を見ると改めて顔をしかめて呟いたが、空の袂をふりながらほかの卓子へ移動した。
吹雪物語:――夢と知性――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
悶々の情をはらさうと一夜散歩にでかけると、松風の中に
簫
(
しよう
)
の音をきいた。音を辿つて簫を吹く女を知り、心みだれて一夜の契りを結んだ。
かげろふ談義:――菱山修三へ――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
“簫”の解説
簫(「しょう」、または簫の笛、「しょうのふえ」)は、東アジアの気鳴楽器である。竹管を使った縦吹き・ノンリードのフルートであり、単管のものとパンパイプ型の二種があり、八音ではいずれも「竹」に属する。
(出典:Wikipedia)
簫
漢検1級
部首:⽵
19画
“簫”を含む語句
洞簫
玉簫
簫索