“突慳”の読み方と例文
読み方割合
つっけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
邪魔するもののない気安さと落付があるに相違ないから、ふたりは突慳つっけんに相争うようなことはなかった。けれども今此処を領している静寂はついに二人に情感の渦を起させることがない。
リギ山上の一夜 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)