空然くうぜん)” の例文
化学上の研究からその新事実が発見されたけれども妙なものさ。どんな食物でも人の体中へ入ると間断なく化学作用を起している。決して空然くうぜんと遊んでいるものはない。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
道也先生は空然くうぜんとして壁に動く細君の影を見ている。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)