“秋の心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ヘルプストゲフュール50.0%
ヘルプスト・ゲフュール50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこにあるは薔薇なりその辺りに鳥の声は絶えて響かず（ドッホ・ローゼン・ジンテス・ウォバイ・カイン・リード・メール・フレーテット）——つまり、レナウの『秋の心（ヘルプストゲフュール）』の一節なんですから
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
「では、その男は死人の室を、親しきものが行き通うがごとくに、戻っていったと仰言（おっしゃ）るのですね」とクリヴォフ夫人は、急に燥（はしゃ）ぎ出したような陽気な調子になって、レナウの「秋の心（ヘルプストゲフュール）」を口にした。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
「とにかく、今後貴方の身辺には、特に厳重な護衛をおつけしましょう。それから、また貴方に、『秋の心（ヘルプスト・ゲフュール）』をお訊ねしたことを、改めてお詫びしておきます」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)
レナウの『秋の心（ヘルプスト・ゲフュール）』のことを訊ねましたっけね。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)