磯田いそだ)” の例文
三斎公その時死罪を顧みずして帰参候は殊勝なりと仰せられ候て、助命遊ばされ候。伝兵衛はこの恩義を思そろて、切腹いたし候。介錯かいしゃく磯田いそだ十郎に候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)