“破獄囚”の読み方と例文
読み方割合
はごくしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は先刻ここで川上かわかみしきりに主題循環論をやった、そのうち川上は帰ってしまったのだ……それから私はこんな氷雨ふる夜を捕吏にわれて逃げ廻る破獄囚はごくしゅうのことを考えながら
流転 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)