矢車草やぐまるそう)” の例文
見ると、いつのまにか矢車草やぐまるそうの森の精がうしろに立っていました。それでも王子は帰ろうとされませんでした。けれど千草姫は、むりに王子をなぐさめて帰らせました。
お月様の唄 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)